古い家を売る方法
2023.09.09コラム
古い家を売却したいと思っている人の中には、「古い家を売却するのが難しいのでは」と感じている方も多いと思います。
古い家でも売却は可能です。売却の方法について、解説します。
近年、中古住宅の需要が高まっています。
新型コロナの影響でアメリカの住宅市場が活発化し、「ウッドショック」や、ウクライナ情勢による原油価格の高騰などにより、材料費が高騰し新築の価格が大きく値上がりしています。結果として中古住宅への関心が集まっているのです。
さらに、SNSの浸透やインバウンドの増加に伴って、若い世代や外国人からのニーズも増加しています。以上のことから、古い家へのニーズは確実に上昇していると考えられます。
古い家を売る際に瑕疵担保保険に加入すると、購入者がより安心して取引を進めることができ、売却の確率も上がります。瑕疵担保保険とは、修復費用を保険会社が一部補償する制度です。 この保険により、専門の建築士が物件を適宜検査し、不具合がないことを確認します。 そのため、買い手にとっては安心材料となります。
保険の加入には、検査費用を含む7万支払い15万円程度の費用がかかります。
多少費用がかかっても売りたい場合は、古い家を取り壊して更地での販売を考えると良いでしょう。
古い建物を解体し、土地のみを販売するアプローチです。建物がなくなれば、古家を伴う土地としてではなく、単純に土地として売却できます。
解体して売ると、家がある状態で売るよりも買主が見つかりやすいです。
新居を建てたくて土地を探している買主は、更地を探していることがほとんど。更地なら土地を購入した後自分で家を解体する必要がないので解体費用がかかりませんし、すぐ新居の工事を始められます。そのため、古家付き土地で売るより更地にしてしまった方が、売れやすいです。
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